Dino Rib

About

香港出身。香港中文大学工学部卒業。香港浸会大学大学院(スタジオアート専攻)修了。現在は大学で写真や映像製作の非常勤講師で務めている。メディアアーティストとして、パフォーマンス、抽象性や視覚表現の可能性をテーマに様々な作品を手がけている。2020年から、香港歴史のリサーチプロジェクトを開始、記憶や現実への理解、対処メカニズムなどに興味持っています。

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2019-2020 Hong Kong Baptist University / Hong Kong Design Institute 非常勤講師
2019 個展 「屯門ハイウェイの呪い(とその解き方)」(Casphalt, 香港)
2014-2019 Hong Kong Design Institute 助教
2014 Hong Kong Baptist University, Master of Visual Arts(Studio Arts & Extended Media)修了
2012 The Chinese University of Hong Kong, Bachelor in Information Engineering 卒業

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2018 "Cross Domain"
2017 "The Drifting Thinker"

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Statement

作成中

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RAM Project

神話社会

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いらっしゃいませようこそ

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屯門ハイウェイの呪い(とその解き方)

Chimera

2019, 個展(ビデオインスタレーション, ファウンド・オブジェ, ハプニング)

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2017 "The Drifting Thinker"

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2019, 個展(ビデオインスタレーション, ファウンド・オブジェ, ハプニング)

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2017 "The Drifting Thinker"

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2019, 個展(ビデオインスタレーション, ファウンド・オブジェ, ハプニング)

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2017 "The Drifting Thinker"

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屯門公路(Tuen Mun Highway)は、作家の実家である「屯門」(トゥンムン)という香港のニュータウンと香港都心部を繋ぐ高速道路であり、同時にそれは外部世界との繋がりを象徴しているものでもあります。屯門公路は屯門市民の通勤の重要な交通網でありつつも、実は屯門公路の渋滞はほぼ毎日発生し、屯門の住民達に嫌われています。

もしも『渋滞』を、もしくは屯門公路自体をメタファーとしてとらえるとどういう意味が見えるだろう。1950年代から「ニュータウン」の計画の一部として、あるいはその欠陥の一つとして見えるかもしれない。「屯門人」と「非屯門人」を区別するなら、屯門公路はどのくらいの重要性を持ってるだろう。屯門公路が都市部からかなり離れている郊外に位置し、海と山に囲まれた中に位置しているからからこそ、自然や人造物の争いや妥協であると見えるかもしれない。屯門公路上に置かれている人々の状態は、ある人はバスの中で熟睡していたり、ある人は空の飛行機を見上げたり、そしてある人はスマホにハマってニヤニヤしていたりする。我々のそういう状態も実は、我々自身の人生の中の出来事一つ一つのメタファーに見えるかもしれない。

(ポスト)現代社会の多くのジレンマの一つは、私たちは毎日不条理と無益を経験し、さらにそれに対処するしかすべがありません。しかしこのような退屈で無関心で苦渋の日常生活に対して、現状を想像することは、控えめだが重要な試練になるかもしれないと信じることを選びます。私たちは皆、自分達自身の呪いの方法を見つけることができればと思います。

毎日ストレスフルでおかしな事ばかりなのに、その現状について選択肢なく受け入れるしかない(後)現代社会のジレンマの一つと言えるかもしれない。しかしこの作品を通じて現状に対する(再)想像する作業は、些細ではあるけれど必要不可欠な事であると信じます。現実はうんざりする事や退屈なこと、苦しめられる事が多いけれど、それぞれ自身の努力によって、その呪いの解き方が見つかることを願います。

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目に見える景色、目に見える風景

eye

2019, 個展(ビデオインスタレーション, シングルチャンネル・ヴィデオ)

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2017 "The Drifting Thinker"

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2019, 個展(ビデオインスタレーション, シングルチャンネル・ヴィデオ)

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2017 "The Drifting Thinker"

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2019, 個展(ビデオインスタレーション, シングルチャンネル・ヴィデオ)

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2017 "The Drifting Thinker"

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「みる」という行為は、光の反射が目に当たり視覚情報が脳内まで到達し、その情報を処理して認識する事と言えるでしょう。また「景色」や「風景」は、環境に関する単語であり、特に「風景」は視覚的でだけでなく「音風景」や「心象風景」など、様々な言い方で発展的に使われています。なぜなら、「風景」とは見るという単純な動作だけにとどまらず、多様な感覚を伴い、それぞれに呼応する方法で、より確かに受け止めることができると思うからです。

カメラがとらえた写真や映像(いわゆるレンズベースメディア)はだいたい、現実に存在しているものをそのまま撮しとるだけです。また、カメラの後ろでは必ずだれかが調整や操作を施すことにより、作品として成立します。アーティストは意識的に、現実の「景色」、「風景」から一部だけを切り抜くことで、現実に対して自分の視点を与えるのです。それは「風景」に対しかなり主観的な主張を加えることによる「表現」となっていると言えます。ただ、観客にもそれぞれの興味や、知識と経験があり、 同じ作品を見たとしても、一人一人自分だけの「風景」が見えているのではないでしょうか。つまり、作品を体験するときには「風景ーアーティストー作品」と「アーティストー作品ー観客」といった2種類の構成が生じていて、一義的な関係性ではないが故にその意味、間に発生する意味はあやふやになり、それが故に惹きつけられてしまうような体験をもたらすことになります。そうして、アーティストにも、観客にも、「風景」に対するいろんな可能性が生まれます。

「目にみえる景色、目にみえる風景」は、北海道札幌や白老地方から「景色」「風景」を収集し制作した映像作品3点です。作品自体は自然の「景色」であり、主観的な「風景」でもあります。本展は「見る」という行為の実験を、映像の形で展示する試みです。

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上野 貴弘

Takahiro Ueno

玄 宇民

Woomin Hyun

小島 ひろみ

Hiromi Kojima

万里

Madeno

Akari Yasuda-Akiki

李 和晋

Hwajin Lee

レーズン

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